2008年11月14日

引き取り手のない本のリサイクル

 本がたくさんあると悩みます。置き場所がありません。家に人も呼べません。自分の居場所も無くなって、そのうちに家が傾いできます。整理されていなければ大量の本は、必要なときに読むことすらもできないのはわかっています。しかし、それでも本は増えてゆくのです。
 もちろん、なんらかの方法で処分を考えます。しかしどうしても手放せないものです。そこを何度も、ひとつの本につき百回くらいの抵抗と千回くらいのフラッシュバックの後に泣く泣く処分しようとするのですが、やはりこの場合はリサイクルを考えます。単に金銭的(もちろんお金は欲しいのですけれど)なことだけではなくて、できれば誰かに読んでもらい活用してもらいたいのです。ですから古本屋なりなんなりのお世話になろうと思うのですけれど、実は引き取り手がないのです。
 いわゆる売れ線の本や漫画にしても、最新のものであったり、かなりきれいなものでないと引き取られないのです。けっきょく、買い手が「一時的に読む新刊本」の代わりとして、ユーズドでもいいから安く読みたい、という、普通の書店の安値版といった位置づけに近いように思うのです。したがって、通常の書店では、流れの速いコンピュータ系や人気の無い教育系、専門書、雑誌類などは、ほとんど引き取られないのです。もし引き取ってもらえても(もちろん換金できません)、それらは古紙回収業者にまわされてしまうのです。腐ってゆくよりはいいですけれど、本としての体裁を失うことは耐え難いものです。
 しかし、大量に本を持っているような人というのは、こういったものがほとんどだと思うのです。しかも、それに価値を見出していますから、こういったものばかり欲しいですし、捨てられないのです。
 と、常々感じていることが、歌人の風間祥さんの「銀河最終便」というブログでも述べられていて、こういった行き場の無い本を活用したりリサイクルしたりストックしておく書庫のようなものはないだろうか、と結ばれていたのです。
 もーーーー、思いっきり同意!!!!
 探すときは、たとえユーズドでも、と思いつつ探しても、なかなかみつからない本。作者がこころをこめて作った本。これらがただただ捨てられ朽ちていくのは惜しすぎます。必要としているひとは、必ずいるのに!
 どこか、あるていど土地の安いところかどこかに大量の本を置けるところを作って、運用費が捻出できるくらいの料金設定で、安く、必要としている人たちが利用できる場所ができないだろうか。
 本、雑誌を放出するひとは、ジャンルや傾向ごとに(捌け具合が違うので、最終運用コストが違ってくると思います)一冊あたり一律の値段でひきとってもらい、買う方は、無料〜安価な値段+送料などで買える。閲覧は無料。コピーは少し高めの料金でOK(大宅文庫式)。というような感じで。ある程度資本があって、志ある出版や書籍小売業の方なら、どうにかできそうな気もする。場所は、関東、関西、東北。ネットと倉庫で在庫管理。(amazonなんか、こうではないでしょうか? 流通の手本になりそう)こうすれば、ある程度全国をカバーできると思います。


ノウハウありそうな企業などを勝手にピックアップ
amazon、ブックオフ、古本市場
紀伊国屋書店、丸善、八重洲ブックセンター、三省堂書店、ジュンク堂書店、書泉
まんだらけ、中野書店
角川書店、東京創元社
トーハン
ヤマト運輸、佐川急便
セブンイレブン他コンビニ
各倉庫会社(住友倉庫、ワンビシアーカイブス、加瀬倉庫など)
自費出版取り扱い系の書店(なくなってしまったけれど書肆アクセスとか)や図書館、大学など


トラックバックできなかったので、「銀河最終便」の当該記事へのリンクを貼ります
http://sho.jugem.cc/?eid=3048#comments
posted by はづき生 at 14:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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